ミクシィの平均年収は746万円
上場企業としての高水準
有価証券報告書によるとミクシィ(MIXI)の最新平均年収は746万円(平均年齢36.7歳、勤続5.2年)。資本金10億円超企業の国内平均653万円より約93万円高い水準です。
5年間の推移から見る安定感
直近5期の推移を見ると700万円台前半〜中盤で推移し、業績の山谷に連動して大きく乱高下しないのが特徴です。これはリカーリング性の高いスマホゲーム・スポーツ観戦アプリ・ファンマネジメント事業のポートフォリオ効果が効いているためと考えられます。
年度 | 平均年収 | 平均年齢 | 勤続年数 | 従業員数 |
---|---|---|---|---|
2024 | 746万円 | 36.7歳 | 5.2年 | 1,245 |
2023 | 739万円 | 36.1歳 | 4.8年 | 1,163 |
2022 | 711万円 | 35.6歳 | 4.3年 | 1,122 |
2021 | 736万円 | 35.0歳 | 4.3年 | 974 |
2020 | 661万円 | 34.3歳 | 3.9年 | 881 |
ミクシィの職種別平均年収
役職別レンジ
役職 | 推定年収 | 国内平均 |
---|---|---|
係長 | 928万円 | 631万円 |
課長 | 1,172万円 | 797万円 |
部長 | 1,382万円 | 939万円 |
年代別モデルケース
20代後半634万円/30代中盤805万円/40代前半921万円がボリュームゾーン。パフォーマンス次第で30代課長→年収1,100万円超も狙えます。
ミクシィの評価制度
成果連動+グレード制
半期ごとに設定するOKR達成度と360度レビューを掛け合わせる二段構え。昇格時は100万円規模でベースアップ、業績賞与は会社業績連動で支給されます。
報酬構成
基本は年俸制(12分割)+業績インセンティブ。モンスト周年やスポーツ興行黒字化などで賞与が上振れする期も。
ミクシィで働く人の特徴
20〜30代中心のプロダクト志向
平均年齢36歳・勤続5年台と若く、SNSからゲームまでユーザー体験重視のメンバーが集結。インターネット・エンタメ・コンサル出身者が多く、自走力の高さが求められます。
ミクシィの働き方・残業時間
フレックス&ハイブリッドワーク
独自制度「マーブルワークスタイル」でリモートと出社を最適ブレンド。月残業25h前後と業界平均より低めです。
ミクシィの福利厚生
住宅サポート
渋谷駅5km圏の賃貸に住宅手当3万円、遠方からの引っ越し費用も全額補助。
食と健康
1g=1円ビュッフェ、ドリンクバー、マッサージルーム、年1回の人間ドック補助が人気。
ライフ&マネー
確定拠出年金、持株奨励金20%、リフレッシュ休暇「ミクブレ」など多彩。
ミクシィの求人紹介
求人紹介① デザイン職(サービス領域)
求める人材
UI/UX設計経験3年以上、Figma・Protopieでのプロトタイプ制作スキル。
求人紹介② ビジネスプランナー職
求める人材
toC事業の戦略立案経験、SQLでのKPI分析、モバイル広告運用知見。
初任給テーブル
職種 | 初任給 | 推定年収 |
---|---|---|
デザイン職 | 30万円〜 | 468万円〜 |
ビジネスプランナー | 30万円〜 | 468万円〜 |
エンジニア(機械学習) | 個別オファー | 非公開 |
エンジニア(開発) | ― | 420〜700万円 |
選考フローと対策ポイント
プロセス
エントリー→書類→人事→現場+課題→役員→内定(3〜5週間)。
攻略のコツ
ユーザーファーストの具体的提案を数字で示すと高評価。GitHub/Figmaなど公開URL必須。
転職市場におけるミクシィの位置づけ
IP依存からの脱却フェーズ
スマホゲーム収益に加え、スポーツ・ライブ領域へM&A投資を拡大中。第二・第三の収益柱構築を急ピッチで進めています。
ミクシィで得られるキャリアパス
専門エキスパートコース
Expertグレードで年収上限1,500万円程度まで開放。技術を極めたい人向け。
マネジメントコース
課長→部長→事業本部長で裁量・報酬とも大幅アップ。課長到達で年収1,000万円超が一般的。
社員のリアルボイス
ポジティブ
「30代前半で年収800万」「福利厚生のアップデートが早い」。
ネガティブ
「ヒット依存のプレッシャー」「部署間で評価基準が微妙に違う」。
ゲーム業界平均とのベンチマーク
年収・残業比較
項目 | MIXI | 業界平均 |
---|---|---|
平均年収 | 746万円 | 814万円 |
平均残業 | 25h | 30h |
有給取得率 | 70〜80% | 60%前後 |
転職市場における年収レンジ
サーバーサイドエンジニアは600〜900万円、プロデューサーは800〜1,300万円提示が一般的。ミクシィは提示レンジの上限が高いため、競合より好条件を狙いやすいと言われています。
ポートフォリオ準備のポイント
①URL共有、②KPIインパクト数値化、③失敗と学びも開示——の3点が合否に直結します。
社内制度と学習支援
技術カンファレンス支援
CEDEC・GDC・NeurIPSなど参加費・渡航費を全額補助。登壇で報奨金10万円。
学習予算と副業
年間10万円の書籍・セミナー購入自由、副業申請承認率90%以上。技術イベント運営や個人アプリ開発が盛んです。
まとめ
ミクシィ転職はこんな人におすすめ
・エンタメ×テクノロジーでマスユーザーを驚かせたい
・裁量を持ってサービス企画〜グロースまで担いたい
・平均より高い年収と手厚い福利厚生を両立したい
上記に当てはまる方は、ハイブリッドワーク・高待遇・多角化戦略がそろうミクシィをぜひ検討してみてください。